指示書 運営管理

修正依頼の前に読む、訪問看護指示書のチェックの仕方。

訪問看護制度Q&A

訪問看護指示書について、どこを見ればよいか、そもそもどういった書類なのか、などわからないことがたくさんあります。
教えていただけますか?

指示書は本当に大事な書類です。ぜひしっかりと学んでくださいね。

訪問看護指示書の概要

まず概要ですが、医師から交付される訪問看護書類です。
これがないと訪問しては駄目で、訪問看護の算定のためには必須の書類となります。
また、「医師からの指示」ですので、この指示書内容に基づいてケアを組み立てることが基本となります。

【注意点】
・主たる傷病名の記載疾患によって介入が「医療保険」か「介護保険」か決まる
・指示期間は1か月~最長6か月(例:12月5日~7月6日)
・発行日は指示開始日より前か同日のみ有効
・リハビリ介入の場合、職種・介入時間・介入頻度の記載が必要。
・「末期がんと書いてください」「屋外歩行可に○を付けてください」など、私たちが医師に指示することは避ける(相談は可能)

訪問看護指示書の見方 - チェックポイント

指示書が有効か、加算算定上の根拠があるか等、運用面のチェックポイントを下記に挙げました。
介入チェックポイントは複数あり、厳密に言えば下記より更に細かい部分もあります。

上に、更に細かくみる点があると書きました。全て記載すると、
・何からチェックすれば良いかわからない
・結局チェック漏れが出る
といった状況になりがちなので、ひとまず書類としての体裁を保つこちらから確認してもらえたらと思います
*今回記載していない事項で例を挙げると、日常生活自立度や緊急時の連絡先など。大事な情報であるものの、そもそも記載のない医療機関も多く...チェック項目としていれることは避けました

修正依頼の仕方

大変よくわかりました!!
ひとまず写真のところをチェックしていこうと思いますが...

間違っている部分があったとしたら、どんな風に指示書の修正依頼を行えば良いですか?

基本的には電話連絡を実施、必要に応じて書面での修正依頼ですね。

医療機関に電話し
・指示書の担当者に繋げてもらう
・修正点の指摘
・対応方法の確認
 -依頼書郵送の必要があるか
 -すでに届いている指示書の対応(破棄する、医療機関に返送等)
を確認できると良いですよ

確認事項も良くわかりました。
訪問看護指示書の修正の流れ、少し自信ができました♪

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