訪問看護制度Q&A
他の訪問看護ステーションさんと、合同で利用者さんをみることになりました。
「十分な連携が必要」と聞いたのですが、具体的にどうすれば良いですか?
十分な連携の中身として、具体的に決められているわけではないのですが...
多いのは、
・計画書と報告書をお互いに送付し合う
・何か共有すべき事項があった場合、電話連絡を行う
だと思います。
合同カンファレンスまでできたら良いとは思いますが、現実的にはなかなか難しいですね。
先方から計画書等をもらえなかった場合はどうすれば良いですか?
まずは確認の連絡をしてみましょう。
送付のミスで届いていないだけかもしれないですし、計画書と報告書はケアマネさん宛に作っているので、郵送の手間ぐらいで行なえます。
もし万が一相手が渋るようであれば、かなり良くない訪看だと思います。
ケアマネに連絡し、状況の改善を依頼してみてください。
ケアマネさんからの連絡であれば、動いてくれると思いますよ。
地域の訪看さんと、仲良くしていきながら地域を支えていきたいです!
そんな想いの訪問看護ステーションを増やしていきたいですね。
参考
Q
複数の訪問看護事業所から訪問看護を受けている利用者について、訪問看護計画書及び訪問看護報告書の作成にあたっては当該複数の訪問看護事業所間において十分な連携を図ったうえで作成することとあるが、どのように連携すればよいのか。
A
複数の訪問看護事業所により訪問看護が行われている場合については、それぞれの事業所で作成された計画書等の内容を共有するものとし、具体的には計画書等を相互に送付し共有する若しくはカンファレンス等において情報共有するなどが考えられるが、後者の場合にはその内容について記録に残すことが必要である。
介護保険最新情報vol.629「平成30年度介護報酬改定に関するQ&A(Vol.1)(平成30年3月23日)」
また、厚生労働省 介護サービス関係Q&A集の48ページからもチェック可能です(R4.7.20まで収載されたもの)