訪問看護で介入の時間が伸びてしまい、90分を超えてしまいました。
介護保険の方ですが、この場合、料金面はどのようにすれば良いでしょうか?
(90分を超える必要性があったかはひとまず置いておいて)
保険の制度を超えた部分になるので、自費の料金設定が良いですね。
自費ですか...保険の中で対応することは難しいですか?
今回の件では難しいと思います。
保険の中で対応するには、特別管理加算の対象の人という前提で、長時間の訪問が必要ということを事前にケアプランに組み込むことで、「長時間訪問看護加算」を算定することが出来ます。
なるほど...残念ですが、仕方がないですね。
ちなみに、実際みなさんはその算定をとっていますか?
ん〜〜どうなんでしょう...
うちではあまり算定しているのを見たことがないですね...
そもそも、90分以上の訪問が必要なケースというのがかなり珍しいと思います。
訪問が伸びて1時間30分を超えたとありますが、やるべきことは決められた時間の中でサービスを終わらせることが大事だと思います。
少しでも長く介入して利益を出そうというのはあまり良くない考えです。
そういった部分がケアマネさんの信頼に影響してきます。
短期的な利益を取りに行くと結果的に損をする可能性があることは、頭に入れておきたいですね。
参考
Q
サービス提供時間が1時間30分を超過する場合の費用の算定方法について
A
1時間30分を超過する場合については、訪問看護ステーションが定めた利用料を徴収できる。
介護保険最新情報vol.151介護報酬に係るQ&A
また、厚生労働省 介護サービス関係Q&A集の47ページからもチェック可能です(R4.7.20まで収載されたもの)