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介護保険 運営管理

指定難病の訪問看護、介護保険で介入するケースがある?

訪問看護制度Q&A

指定難病の医療費助成を受けている利用者さんで、よく医療保険で介入していました。
脊髄小脳変性症の方や、重度のパーキンソン病の方、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の方などで...

ただ、先日指定難病の方の医療費助成で、介護保険の場合でも利用できると伺いました。
介護保険で難病の医療費助成を受けることって可能なんですか?

可能です。
結構勘違いしやすいところなのですが...

指定難病=医療保険

ではなく、

指定難病=医療保険が多い

と捉えていただけたら大丈夫です。

そうなんですね。
どんな疾患の場合、介護保険になりますか?

厚生労働大臣が定める疾病等(別表7)に、該当しない指定難病なので、実はそれなりの数が対象になります。
例えば再生不良性貧血や、全身性エリテマトーデスなどは介護保険ですが、指定難病の医療費助成が使えますよ。

他にも...

悪性関節リウマチ、強直性脊椎炎、シェーグレン症候群などなど、ですね。

別表7は20項目あり、指定難病は...300項目を超える数なので、実は介護保険で介入する指定難病の方の方が、疾患数では多いんです(訪問看護の介入数は少なくなりますが)。

なんと...

ありがとうございます。
ちなみに上限管理表の扱いはどうなりますか?

病院や薬局は医療保険ですが、介護保険の訪問看護も同じ上限管理表に書いていく形になるのでしょうか?

その通りです。

医療保険と同じように、訪問看護で利用した金額を、上限管理表に記載していってください
もう一度言いますが、介護保険だからとやり方が変わるわけではないので、ご安心くださいね。

介護保険で指定難病が使えること、見落としている方が意外と多い印象があります。
自己負担が全然変わってくるので、ぜひ覚えておいてください。

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